見た目はおっさん、中身もおっさんの漫画紹介

漫画、アニメ、ニュースが気になる普通のおっさんが漫画を独断と偏見で紹介します。

【第6作】 プラネテス 著者:幸村誠

6作目は、プラネテス!!

現在連載中の「ヴィンランド・サガ」の著者と同じの著者である幸村誠先生

 

舞台は近未来の地球、宇宙空間への商業進出が盛んになった時代、月面に都市があり、

人類が生活圏として宇宙に進出した時代の話。

現在の宇宙って、精神と肉体と頭脳が常人より優れた一握りの宇宙飛行士しか行けない場所というイメージ(宇宙兄弟のイメージ・・・)、行きたいという夢すらも凡人には無用といった感じの場所が、この話では生活圏、ちょっと旅行に海外行ってきまーす感覚で宇宙に行っている感じです。

※ 最近では、民間の会社の宇宙船があったり、大金持ちが私財に物言わせて宇宙に行くなど行ってみたりして、なんかプラネテスの序章の時代のようにもなってきましたが・・・。

 

 そんな宇宙でごみ収集(スペースデブリ)業者で働く主人公「ハチマキ」大きいことしたいという中二病感半端ない主人公が仕事、夢、同僚、その他で会う人(入院患者や、テロリスト!!)中で精神的に成長していく話!すこし、精神論哲学的要素(宇宙とは人とは・・・。)があるのかな?

でも、最近少しずつ話題になりつつあるスペースデブリを設定に組み込むあたり、んんん、いい感じの近未来感!!

 

また、この家族、私の理想というか、関西人の各家ではよくあるのではないかと思うぐらい、ネタというかギャグというかコント集団!!父親は有名な宇宙飛行士(開拓者)であり、弟もアマチュアロケットを飛ばす宇宙一家、「太陽系で一家離散中!!」

※ 我が家は、地球規模で一族離散中!!

漫画の設定では一般的になったといっても、危険な宇宙で仕事をする夫と息子を送り出す肝っ玉かーちゃん!!もしかしたら、この漫画、このオカンがいなければというかこの人が主人公じゃないの?と母の偉大さを再認識させていただける漫画です。

※ とんかつも食べたくなる漫画です。(断然私もロース派です(笑))

おやじと、息子関係も理想!!(同じ業界で働く者同士というか、男の家族ってこんなノリそうですよね・・・。普段はすっとぼけて、多くを語らないおやじでも、ちゃんと息子を見ている?見ているのかな?一歩間違えると大変なことになりそうですが(笑))

※ 世の中、結婚すると女性に頭が上がらなくなるのかな?でもしたいことはさせてもらっている感じ!!イイ!

画のタッチは、幸村誠先生の明確な線によって表現される、わかりやすい画となっていますが何分舞台が近未来の宇宙なので、メカなどが出てきてごちゃごちゃはしてますが・・・。近未来感のある中でもスタイリッシュな・・いわばツルっとした宇宙船ではなく、何処か現実世界にあるような継ぎ接ぎだらけ、アンテナとかの突起が露出している感じ・・・。いや、これからこんな感じになるのかなっと想像を膨らませると面白いと思います。

 

 

プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC) | 幸村誠 |本 | 通販 | Amazon