見た目はおっさん、中身もおっさんの漫画紹介

漫画、アニメ、ニュースが気になる普通のおっさんが漫画を独断と偏見で紹介します。

【第19作】 岳 著者:石塚真一

さて、19作目は・・・。「岳」

いや長い期間さぼってな・・・・。

[石塚真一]の岳(1) (ビッグコミックス)

言わずと知れた、有名な作品!!「岳」!!

登山ブームの火付け役ではないかと思う作品です。

小栗旬長澤まさみ主演で映画化もされましたね!!佐々木蔵之介がいい味出してんですよ!!

 

タイトルからもわかる通り、登山、山が作品の舞台!!主人公は長野県の山を拠点に登山生活をする山男!!山岳遭難防止対策協会のボランティアを行いながら、山に住み着いている現実でできるのか?と思う男性と、長野県警の山岳救助隊の新人女性隊員の成長期となっている本作ですが、まぁこの男性主人公の心情が・・・一般人には、何考えてるのかわからない!!登山者にやさしいというか、普通は準主人公の新人女性隊員の心情の方が理解できる!!

まぁ、生死の死線と呼ばれるものに近ければこういう境地にもなるのかな?

 

この作品では死生観以外にも、各々の山との向き合い方や、目的、そして、お約束の生化や助け合い、そして人の成長(変化)がとても胸熱な感じでいいんです。

特に「昴エアー!!」※読んだらわかる!!

 

でもこの人たち、一体どんな体してるんだろ・・・。登山だけでもしんどいのにそのうえ、救助って、それも救助現場にまぁまぁ、到着早いよね。稜線走ってるよ!!漫画だからその辺は少し端折ってるけど、でもすごいんだろうな実際も・・・。

 

さて、救助以外は基本山で生活している人、収入は?住所は?といろいろと突っ込みたくなる設定ではありますが、現代社会の都市部で暮らしている私からはうらやましい生活だ!!いや、同じことはできんけど・・・。それに海外の山の経験もあり、何ともうらやましい限りです。

 

作画の方は、雄大大自然をスケッチ風の作画で表現されており、大自然雄大さを表現するには最適な作画なのかもしれないと思う感じにしあがっており、特に稜線や悪天候時の風の表現は、「ああ、あるよねなんか風が見える時・・・」みたいな感じになれます。まぁ、10年以上高い山(長野とか)行ってないんですけどね・・・。

長野行きたいな・・・。でもおっさんは温泉でいいや・・・。河童橋あたりをハイキングして、温泉入って・・・。いやそんな楽しみ方も肯定してくれる漫画です。

 

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