【第25作】 ペリリュー外伝 著者:武田一義 ※連載中
さて、今回は 第8作で紹介したペリリューの外伝!!
外伝が出るとは!!そんなに反響があったんんだと一読者としては驚きです。
実話の戦争を題材にしてそんなに反響がるとは・・・。反響があったからの外伝、いや外伝があると、世界観が一層深まっていいんですよ!!
さて、この作品のおさらいとしては、太平洋戦争の激戦地ペリリュー島の戦いを題材にした漫画です。
ん?ペリリュー島ってどこ?声が聞こえてきそう・・・。
ここ!! ※ 赤ポチの位置!!いやわかりにくい
現在はパラオの一部となる南太平洋の島で、WW1のあとに国際連盟から、日本の委任統治領として管理されていた地域で、東洋一の飛行場と言われた滑走路があり、日本軍の一大拠点でした。
フィリピンの攻略を目指すマッカーサーはその橋頭保となるペリリュー島の攻略を目指すのですが・・・。という背景のお話・・・。
外伝は、メインの物語に登場した人物視点や主人公の戦後の短編集になっておりメインの物語を深めるいい要素になってます。
戦闘前のペリリュー島の様子や戦後の混乱期の雰囲気が感じられるように描いてあって、その時代を知る機会になるのではないでしょうか?
戦争と聞いて、残酷な描写もありますが、作画自体は2等身風のかわいらしいタッチで描かれているので、決してグロ系ではないので、読みやすいと思います。
短編集なので、外伝からでも読めると思うのでぜひ手に取ってみていただければと思います。
1巻ってことは外伝もしばらく続くのかな??
ペリリュー ―外伝― 1 ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ (ヤングアニマルコミックス) | 武田一義, 平塚柾緒(太平洋戦争研究会) | 青年マンガ | Kindleストア | Amazon