【第26作】 スプリガン 原作:たかしげ宙 画:皆川亮二
さて、26作目は大人の人には懐かしい作品 たかしげ宙先生の
「スプリガン」
個人的には、1989年の作品なので、ど真ん中というよりは少し世代前の作品ですが、散髪屋とか、定食屋の本棚に合って読んだことのある記憶・・・
最近ではネットフリックスでリメイクされているそうで・・・。見てみたい・・・。でも、サブスクは財布が・・・。
とまぁ、連載当時のおじさん世代も、若者世代にもこれからは親しみの出るかもしれない作品
あっ、最近アニメ放送と併せてか、原作も再販されるという・・・・。オイ!!ブックオフで頑張ってそろえた私はどうなるんだ!!
まぁ、気を取り直して、「スプリガン」とは、別名妖精の国(独断が過ぎる!!)イングランドの妖精の一種!!宝の管理者という役割の妖精!!
※ ほかの作品では、イシツブテとかドワーフの様な姿のイメージでどちらというと、野暮ったい感じかな??
本作の主人公の役割(仕事?)を表すいい表現だ!!
本作の主人公は、日本の高校生の御神苗優が、古代のオーバーテクノロジーの遺物の監視や封印を行い、軍事利用を狙う世界の軍や諜報機関、個人の資本家などと戦うアクションもの!!その工作員という設定が中二病をくすぐる感じがいい作品です。
日本漫画界のインディージョーンズかな??鞭は使わないけどね!!
作品自体が1989年と冷戦後半の時期と、まだ軍事技術も今ほど電子化されていない時代の話で、作品自体のメインテーマが、オーバーテクノロジーと人間の業というものにフォーカスしたオカルトチックな要素もある作品です。
作品中には、SFやゲームでも出てくる伝説の素材や、冒険ものに出てくようなオーパーツ等が出てきて独自の解釈や説を割くようして物語に組み込まれていてさらに、物語の幅を広げてます。
※ オーパーツとは・・・。発見もしくは出土した時代や場所環境などとそぐわない遺物、製造不可能な技術で作られたもの、もしくは製造工程が不明なものなども含む場合がある。(例:水晶髑髏、クリスタルスカル)
作画は、まぁ、80年代の作品なので、平成令和の漫画と違う味というか、手書き感がある作画であるにもかかわらず、ミリタリー、アクションというジャンルの中での動きや躍動感が感じられる作画で私的には特に蹴りの描写は、迫力がある作画です。
その他にも、登場する軍容赦や車、銃火器などは古さを感じるものの、今でも使用されているものもあり、あまり進化してないなっと思ったり、今でも使われている兵器は設計がすごかったんだなっと思える作品です。
是非、リメイク版のアニメと復刻版の漫画を手に取っていただけると・・・。
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