【第5作】 蒼空のグリフォン 著者:清水洋三
5作目は、「蒼空のグリフォン」です。
著者:清水洋三
この作品は巻数がまぁ少ない漫画です。
その数2巻、短いけどストーリーはしっかりと完結してます。
短編と言われてもおかしくない話の中で、しっかりとストーリが進行していくのは読んでいて安心できる作品です。
この話も、パイロットの傭兵…(あれ、1作目の紹介で珍しいとか言ってなかった?と心の中でつっこうんだ人、正解!!珍しいんですよ!!でもそういうのをよく読むんです。私が!!)
設定は隣国と国境紛争を指定すシュレジアという国の最前線空軍基地!!
背景や登場人物からは中東に近い地中海あたりかな?
戦争漫画と思いつつも、画がシンプルでストーリーも重厚という感じの展開ではないので、アクション系として読むぐらいでいいかもしれません。
作品に出てくる飛行機はシンプルな作画のタッチも相まってか飛行機が陣プルに特徴をとらえており、見やすい!!
そしてなんといっても、搭乗(登場ね・・・)する飛行機がこれまたマイナー!!
主人公は、スウェーデンのサーブ社製JAS-39Aグリペン(英語名:グリフォン 獅子の体、鷲の翼と頭を持った空想上の動物)という戦闘機を操り、撃墜王として君臨する男、地上ではだらしないが・・・。
さて、このSaab社、自動車や航空機などを生産している会社んですが、とりあえず革新的な設計思想など斬新な新製品が多い、ちょっとおもしろい会社で、働いてみたいですね。北欧だし労働環境もよさそう!!
そして北欧企業の性格からか、この飛行機運用面もしっかり考慮されていて、使用者のことをしっかり考えているというか、とっても使いやすいらしく、離陸は距離は短距離だじ、整備コストなどは低く抑えることが出来るし、いろんな武器が搭載できて、なんにでも利用できると、1粒で何度もおいしい機体、そしてなんと、お値段も安い!!
※ いや、どこの深夜通販番組やねん
最新技術と装備ゴテゴテのアメ車のようなラプターやイーグルみたいのもいいけど、工夫を凝らしたこういう機体もいいよね・・・。日本人的な小回り最強説!!
他に登場する主力機も、ミラージュや、ユーロファイターなど日本ではあまり馴染みのない戦闘機ばかり!!敵役はホーネットやラプター(いやラプターなんて輸出してないだろ!!とは突っ込まないでください。)と日本人でもわかりやすい強敵感
何処か緩めの戦争漫画です。
でもC130ハーキュリーズでシーザー運動は出来るのかな?