【第32作】 生まれ変わってもまた私と結婚してくれますか? 著者:森永ミク
第32作目は、これまでの趣向を変えて!!こんな漫画も読むんです!!
「生まれ変わってもまた私と結婚してくれますか?」
タイトル長め!!最近ラノベとかではよくあるタイトル感ですが、読んで字のごとく!!恋愛モノ!!結婚!!いいなおっさんになってもまだ縁はないですな・・・。
おっさんの蔵書の中では、珍しい純愛ものの作品・・・。
※ 気持ち悪いと思った人!!あとでシバキします( ´艸`)
本作品との出会いは、突然現れたWebの広告欄で知った作品・・・。Web広告の術中にはまっている奴です・・・。最近の予想広告の性能って怖いなぁ・・・。
で、ちょっと読んでみようと途中からの試し読みしたら読み切りたいと思った作品で、早速本屋に行くがなかなか見つからない!!よくよく検索するとなんと女性漫画のエリアに・・・。購入時は結構恥ずかしかったな・・・。
この作品の最大の要素は、気持ちのいい家族の風景が心に沁みる話と、ところところで差し込まれる笑の要素!!
そして、キャラの作画が好み!!女性の主人公の薫は綺麗だけど天然で怪力、男性側の寅之助も実直というよりは素直でかっこいい、それに、その周辺の他のキャラクターも個性があって面白い!!
途中から読み始めたので、購入後気が付いたんですが、この作品の時代はちょうど戦前戦中!!九州地方の造園業者が舞台の作品で、戦中という事もあるが、少し悲しい話もあるしけれども、メインは家族愛や住込さんとの関係(一種の家族愛ですな・・・)
※最近は知らない人も多いと思うけどおっさんの子供のころはまだこの制度有ったよな・・・。実際には私は経験したことないから知らんけど・・・。
この作品で、基本的にはいい人しか出てこない!!みんな、それぞれにやさしくて、心の強い人(芯のしっかりした人)が出てきて、安心して読める心暖かくなる作品です。
話の中では、少し悲しいこともやっぱり家族であるとあるよね!!とか、戦争中なのでやっぱり・・・。というストーリーもあるけど、どんな困難な時代や状況でも歯を食いしばってでも生き抜く姿に心打たれます。
作画は、写実的ではないけれども、脳内補完しやすいシンプルな線で、スッキリとした印象の作画であっても、その表情などはとても感情豊かな作品です。