【第22作】 レッドアイズ 著者:神堂潤 ※連載中
さぁ、22作目に、ご紹介するのは・・・
著者 神堂潤先生の「レッドアイズ」
これは、Myコレクションの中では長期連載の分類ですね・・・。小学生?中学生ぐらいから集めだした長期作品!!
いや月刊連載で、休載もあると、長くなりますよね・・・。
これも、地元の今はない、個人店主の本屋さんで、平積みされていた表紙を見て「ビビット!!」(あっ、朝の情報番組ではないですよ!!)
ミリタリー系は一目瞭然、なんか、鎧みたいな機械みたいなの着てる!!
そして表紙の質感!!??もしかして、私は表紙の質感とかによく惹かれるのかなぁ?
手に取って購入するまでは、子供ながらに悩み、4巻ぐらいまでは様子見してから、やっぱりコレクション入りに・・・。
作品自体は表示の想像通りの、ミリタリー全開の作品で、ジャンル的には現実世界(パラドックスてきでかなわずも現実世界とは違うけど・・・)の近未来の国家間戦争が舞台
この作品も特殊な設定が・・・。過去の統一国家(多分現実世界のアメリカ)が最盛期の時に打ち上げた軍事衛星が原因で人類は宇宙空間(正確には一定の高度以上)に進出できなくなってたり、戦争も有視界に退化したという設定で、んんん設定難し!!
そんな中で、陸戦の花形として強化外骨格、作中ではSAAが登場するという、戦車なみの火力に俊敏な機動力、デザインも男心をくすぐる感じ!!
あれ、私だけかも・・・。
※ 強化外骨格とは、人体に装着する機械・・・現実の世界でもパワードスーツと呼ばれて民間では介護や倉庫作業、建築現場などでの活躍が期待されており軍用では歩兵の運搬能力向上のために研究がされている個人的には注目の領域です。
本作では、レギウムとドラグノフという国の戦争終戦間際から、レギウム軍の英雄が終戦後に独自の活動を行っていくという、戦場にしか存在できないという孤独というか、独特の英雄がかつての仲間や新しい仲間と接することで、戦場以外の存在意義も見出し、戦う意味を考えながらそれでも、戦うという論理がまぁ、男臭い・・・。
いや、現代の男性には理解できない人の方が多いのではないか!!でも好きなんですよね・・・。こういう男臭いのは!!
作画は、最初読み始めたときは・・・。ほんと戸惑う新しい感じの作画!!
戦争戦闘系の割に動きが・・・独特・・・。ちょっと躍動感が足りないというか・・・。連動性というか連続性が・・・。漫画って、動画で言うコマとコマの間を読者の想像力で補完したりすることでたぶん躍動感というか登場人物の動きをスムーズに伝えてるんだと思うんですよね・・・。
この作品最初のころですが、その独特の間っというか表現が独特なんですよね・・・。
でも瞬間の動きとかはとっても読みやすいんですけど、普通の歩くシーンとかは止まって見えてしまうでもね、慣れれば平気って・・・。
風景も独特で、現実ではあまり見かけない、植生のない山とか・・・。いや木がないというわけではないけど(森林地帯の描写もあるし・・・。)でも、基本ははげ山が基本、地面も草一つは得ていない感じ!!
戦争漫画なので、SF要素の強化外骨格もどれもデザインがいいし、ほかの戦車や登場するし銃器も、そして戦場の埃っぽさもとても表現が緻密で、戦場の匂いが伝わってきそうないい作品です。
完全に男っぽくて、過激なシーンもあるので読み手を選ぶ作品かもしれませんが、戦場の男臭さと、強化外骨格のSFっぽさが好きな方にはいい作品だと思います。