【第28作】 ふたり鷹 著者:新谷かおる
28作目は 私のもう一つの趣味バイクを題材にした作品、新谷かおる先生の
「ふたり鷹」
新谷かおる先生の作品の紹介は、最初の投稿であるエリア88依頼の二回目!!
私の投稿でも初の同一作者の作品紹介ですね!!コレクションの中でも、同一作者の別作品はいろんな先生の作品を収蔵していますが、やはり、紹介のトップバッターは新谷かおる先生になったか・・・。
※ 他にも、かわぐちかいじ先生や、森薫先生、荒川弘先生、浦沢直樹先生等複数の作品を持っている作者は何名かおられるので、オイオイ紹介していきます。
さて、本作はこれまた少々古い作品で、1981年から1985年ごろに連載されていた作品で、日本がバブル全盛の時代に書かれた作品になるのかな・・・?
この時代ならではの華やかさがあり、これがバイク漫画を盛り上げている感がありますよね。私にとってはバブルって・・・。さらに社会の先輩諸氏の武勇伝(ネタ)の時代という認識んなんですけどね・・・。でも、やっぱりバイクとかモータースポーツってお金かかりますからね・・・。
※細々とリターンライダーやってますが、やっぱりお金がかかる・・・。
最近はコロナのおかげなのか、にわかにバイクがブームになり、また、物流の停滞や半導体不足なども重なり、バイクの高騰がえらいこっちゃ!!という状況です。
※新車も半年待ちならいい方で1年たっても納車されないとか・・・。
さて作品としては、バイクを中心にしたライバル青春もので、バイクレースを通して主人公の二人の鷹(同じ日に生まれた同姓の主人公!!)が切磋琢磨していく話を中心に恋愛模様などを描いた作品です。
流石の新谷かおる氏の作品だけあってメカの作画はホント緻密で躍動感もあり、バイクの疾走感がホント控えめに言ってサイコー
また、時代背景もあって出てくる単車がまたいいのよ!!ホント!!
今では旧車とか、プレミアムがついて高額になっている単車KAWASAKI FX とか、HONDA 1100R・・・。この時代に生まれたかった!!いや生まれてもボンビーには変わりがないので買えんのだが・・・。
そして、この先品の面白いのが、エリア88とは違い、ギャグ要素がふんだんというところ、シリアスな面もあるし、男くさい勝負面や恋愛面など多彩な面があるが、途中途中のギャグ要素がホントスコ !!
特に主人公の片方の沢渡鷹のお母さん、本当にいいキャラでらっしゃる!!ある意味肝っ玉カーちゃんであるが、息子を理解する母親、大人としての責任を教える面など主人公の成長に大きくかかわるオカンではあるが、破天荒な息子に負けないぐらいの肝っ玉を持ったオカン!!
バイクは作品に書かれているような格好いい面だけではないけれども、身近にバイクがない方にも、バイクがある生活ってちょっと楽しいかも!かっこいいかもと思っていいただけたり、ギャグ要素でクスっとしていただける作品だと思います。